秋の味覚である栗のシーズンが今年も終わりました。

栗ひろい体験イベント(台風に伴って中止)をはじめ、町内で栗をつかった料理やスイーツが食べられるキャンペーン、栗と親しむ  つわの栗とあそぼ ワークショップ、県外での焼き栗実演販売を通して町内外の方々に津和野の栗を知ってもらい、触れてもらう機会となりました。

なかには、関東から旅行で津和野に来ておられたお客さまに、栗の木をつかった箸づくりの講師を生産者の方と一緒にやったり、町内の小学校の親子活動で栗の皮をつかった染めものづくりのお手伝いにも呼ばれました。

そして今日は、町内の小学校の放課後クラブで栗のお話をする機会をいただきました。子どもにも分かるように話をするのは難しいですが、栗のことについて真剣に話を聞いてくれました。お話をした後は焼き栗をして、皆で一緒に食べました。初めて食べる子どもが多くいて、お家の方にも食べてもらおうとお土産にしてもらいました。

地域のボランティアスタッフの一人のお母様が 「うちの子どもにも同じような体験をさせてあげたい。」とおっしゃっておられたのが印象的でした。地域の宝物のひとつである「栗」のことを大事に想えるように、子どもたちがもっと身近に感じて関わることができるよう、今後もこのような機会を小さく長く、時間を重ねられればと思います。