町内小学校のある学年が、今年度の2学期社会科の授業で「つわの栗」について学習しました。本協議会からはつわの栗の変遷や現在の取組みについて紙芝居で紹介するなどして、授業に関わらせていただきました。

授業のはじめ・・・

津和野のお隣りの益田市内の菓子店で、津和野の栗をつかった商品を作る職人の方から「津和野の栗は質がよい。」というインタビューを聞いた生徒たち。(農家さんはどうやったら美味しい栗をつくっているのか)(なにか工夫があるのかも)などの疑問がたくさん浮かびました。

そこで、実際に栗園へ出かけて、農家の方に取材をすることにしました!

取材当日は、小雨が降る肌寒い天気。

農家の方の案内のもと、400本以上が栽培されている園地のなかを観察しながら歩くことに。

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栗の収穫は、取材日より約2週間前に終わっていましたが、ときおり足元に大粒の栗を見つけることができました。

葉っぱが緑色から茶色へと変化していき、落葉がはじまっていました。

園地の見学後、生徒たちは訊いてみたいことを農家の方に質問しました。

「栗の品種によって育ち方は違いますか?」

「1つのイガに実は何個入っていますか?」などなど

農家の方は子どもたちにも分かりやすいように丁寧に答えてくださいました。

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栗の栽培~収穫~出荷の過程について学んだ後は機械で焼いたあつあつの焼き栗を皆で味わいました。

「美味しい~。」

「こんなにおいしい栗が食べられてよかった。」と言い合いながら、栗で暖をとる生徒もいました。

最後に農家の方にお礼を伝えて園地をあとにしました。

後日、お礼の絵手紙を書いて送ったそうです。